意外と快適!?寮生活!

知っておきたい社会人の寮の知識

社会人になってからも、寮が用意されるケースは多く見られます。会社の福利厚生のひとつとして用意されるもので、一定年齢以下の単身者に向けたものが多いことが特徴です。メリットは何と言っても家賃が安いことが挙げられます。生活費を抑えることができるので、給料が少ないうちは助かります。さらに水道代や電気代も家賃に含まれるところもあります。勤務地も近いので、通勤が楽なことも大きなメリットです。食事も用意されるので、栄養が偏りがちな単身者にとっては助かるものでしょう。

一方でデメリットとなるのは、まず同じ会社で働く人も同じ建物に住んでいるので、仕事とプライベートとの区分けがしにくいことが挙げられます。心理的には休日も休んだ気分になれないこともあるようです。また寮には生活する上で細かな規則が定められることが多くあります。奉仕活動を義務付けられるケースもあります。また、大抵の場合は建物がかなり古いものです。友人を呼ぶのも難しい場合もありますし、プライベートも制限を受けることになります。寮に入って困らないように寮生活のマナーをしっかり知っておきましょう。

寮についてのマイナスイメージもある中で、新しい形での寮も誕生しています。シェアハウスのスタイルを取るもので、広いリビングには豪華な共有設備を備えるなど工夫されたものです。さらに同じ会社の社員だけではなく、他の社員も受け入れるものもあります。これは異業種の人材が集まることにより、様々な情報交換を行う効果を期待したものと言えます。